富山型デイサービスと行政

主な支援内容

施設開設・設備などの支援

目的
高齢者、障害児(者)、児童のすべてを対象としたデイサービス、ショートステイ等の日中及び夜間の介護、訓練及びレクリエーション、保護・預かりを行う施設の施設整備に対して市町村が支援を行う場合、または市町村が自ら施設整備する場合に、当該市町村に助成する。
実施主体
NPO法人、市町村、その他知事が適当と認める法人
補助対象経費〈国庫補助等他の助成制度が適用可能な施設整備・設備に要する経費を除く。〉
施設整備のために必要な新築費、既存施設改修費及び初年度備品費
基準額〈国庫補助等他の助成制度が適用可能な施設整備・設備に要する経費を除く。〉
施設整備 新築の場合 1箇所…1,200万円
住宅活用施設整備 ①住宅等改修 1箇所…600万円 ②機能向上(改修)1箇所…600万円 ③機能向上(除雪機、AED等)1箇所…60万円
②、③は平成24年度より、通常の指定通所介護事業所等から富山型への転換を図る際にも利用可能
補助率 県…1/3 市町村…1/3
その他 福祉車両の設置 1台…50万円(上限)

人材育成などの支援

富山型デイサービス職員研修会
富山型デイサービス事業所の職員に対し、高齢者、障害者、児童などの分野を横断する総合的な研修を行い、富山型デイサービスの理念普及や、サービスの質の向上を図る。
富山型デイサービス起業家育成講座
新たに富山型デイサービスを起業しようとする人のための研修を行う。

各施設での導入事例

  • 施設改装[いちご]古い建物を購入したので、建物の改装費を助成していただいたので、本当に助かりました。

  • ポーチ設置[このゆびとーまれ茶屋]ポーチを設置したことによって、利用者さんが、雨や雪に濡れずに車から乗り降りできるようになりました。

  • ポーチ設置[ふらっと] ポーチを増築しました。ポーチの下でライブしたり、社交ダンス教室をしたり、いろいろ活用させてもらっています。

  • 台所増築[春日の家] 衛生面や食事の準備を考えるとスタッフ専用の台所を構えられたことは、とてもよかったと思います。

  • 浴室増築[善福寺デイサービス聚楽]三方向ユニット介助バスを設置したことにより、1対1の介助ができるようになりました。

  • 浴室改装[大空と大地のぽぴー村]複数の利用者さんをゆっくり入れてあげられ、気兼ねなく使ってもらうことができるので、よかったです。

  • 福祉車両[しおんの家] 使っていた車が廃車になった際、導入した福祉車両なので、助かっています。必要性が高いので、なくてはならないものです。

  • 富山型デイサービス起業家育成講座平成14年から始まった講座は、平成26年で13年目を迎え、毎年多くの方々が受講しています。